今後飛躍的に効率化を図られる
農機具として農水協の定めるガイドラインを基にDJIによって新たに整備された
十分なサポート体制を整えて販売させていただくため
当製品は窓口販売専用品となっております。(通販禁止製品)
お問い合わせは弊社グループ窓口にお問い合わせください。
全方向レーダーによる障害物回避
全方向デジタルレーダーを搭載しており、農地の障害物を全水平方向から検知することができます。
それに加え、様々な地形上空を飛行しながら、自動で障害物を回避してくれます。
そのため、高レベルでの安全運用を実現してくれます。
AGRAS T20には、リアルタイムFPVカメラと2つのサーチライトが搭載されているため、夜間でも滑らかなライブビューを実現します。
16リットルの薬剤タンクとノズル電子制御
日本仕様の16リットル薬剤タンクと最大で7メートルの散布幅を特徴としています。
これにより、農業の作業効率を大幅にアップすることができます。
スプレーモジュールは多くの改善と最適化をされ、最大で毎分6リットルの散布を可能にしています。
また、4チャンネルの電磁式流量計により、4本のホースをそれぞれ効率的な流量計を自動に確保し、ムラのない農薬散布を実現します。
耐久性にも優れている
機体全体構造も最適化されており、強度が30%向上しています。
メンテナンスや整備の負担が大幅に削減されているところも特徴です。
搭載している全てのコアモジュールが防水に関する保護等級IP67に対応しており、機体を洗浄する際の水しぶきにも容易に耐えられる構造をしています。
そのため、機体全体を水で清掃することができます。
次世代スマート送信機も搭載
次世代スマート送信機が装備されています。
この送信機は5.5インチの高輝度スクリーンは、強い日差しの下でも問題なく見ることができます。
バッテリーの寿命も2倍になり、RTK高精度な測位システムとRTKドングルにより、センチレベルの精度を達成しています。
最新の粒剤散布システム
大容量20リットルのタンクには最大で16キロの粒剤の集積が可能です。
毎分15キログラムを散布することができ、作業効率を劇的にアップすることが可能です。
穀物の種子が0.5cm〜5cmサイズの直播栽培では、AGRAS T20を使用すれば手動での作業に比べると約70倍の速さで作業をすることができます。
このシステムは牧草地での肥料散布や、水田養殖用の魚やヘビへの餌やりなど、農業以外の様々なシーンにも適用します。
この粒剤散布装置の取り付けは非常に簡単で3分以内に完了します。
粒剤散布システム2.0を搭載
大容量20リットルのタンクに最大16キロの粒剤の積載が可能です。
最大で毎分15キログラムまでの散布により、粒剤散布システム2.0はAGRAS T20の作業効率を劇的に向上させています。
穀物の種子が0.5 cm〜5 cmサイズの直播栽培では、粒剤散布システム 2.0を使用すると、手動での作業に比べ約70倍の速さで作業をすることが可能です。
この改良された播種システムは、牧草地の再播種や粒状肥料散布、水田養殖用の魚やエビへの餌やりなど、
様々な適用シーンで利用できるように設計されています。
粒剤散布装置の取り付けは、3分以内で完了するため、いつでもすぐに作業に取り掛かることが可能です。













スペック
Agras T20 |
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飛行パラメーター |
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総重量(バッテリーを除く) |
23.1 kg |
標準離陸重量 |
44.6 kg |
最大離陸重量 |
45.5 kg(海抜ゼロ地点) |
最大推力重量比 |
1.78(離陸重量45.5 kg時) |
ホバリング精度(強GNSS信号) |
D-RTK有効時: 水平方向:±10 cm、垂直方向:±10 cm
D-RTK無効時:
水平方向:±0.6 m、垂直方向:±0.3 m (レーダーモジュール有効時:±0.1 m) |
RTK/GNSS 動作周波数 |
RTK:GPS L1/L2、GLONASS F1/F2、BeiDou B1/B2、Galileo E1/E5[1]
GNSS:GPS L1、GLONASS F1、Galileo E1[1] |
最大消費電力 |
8000 W |
ホバリング消費電力 |
6000 W(離陸重量45.5 kg時) |
ホバリング時間[2] |
15分(18000 mAhバッテリーで離陸重量29.5 kg)
10分(18000 mAhバッテリーで離陸重量45.5 kg) |
最大傾斜角度 |
15° |
最大動作速度 |
7 m/s |
最大飛行速度 |
10 m/s(強GNSS信号) |
最大風圧抵抗 |
8 m/s |
運用限界高度(海抜ゼロ地点) |
2000 m |
推奨動作温度 |
0~40°C |
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機体 |
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最大対角ホイールベース |
1883 mm |
サイズ |
2509×2213×732 mm(アームとプロペラ展開時)
1795×1510×732 mm (アーム展開時、プロペラ折りたたみ時)
1100×570×732 mm(アームとプロペラ折りたたみ時) |
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推進システム
モーター |
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ステーターサイズ |
100×15 mm |
重量 |
666 g |
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推進システム |
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KV |
75 rpm/V |
最大推力 |
13.5 kg/ローター |
最大電力 |
2400 W/ローター |
重量 (プロペラ単体) |
90 g |
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推進システム
プロペラ |
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直径 × ピッチ |
33×9 インチ |
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推進システム
ESC |
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最大動作電流(連続) |
40 A |
最大動作電圧 |
58.8 V (14S LiPo) |
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FPVカメラ |
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FOV |
水平方向:98°、垂直方向:78° |
解像度 |
1280×960 30fps |
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FPVスポットライト |
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最大輝度 |
5 mの直射光で12ルクス |
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噴霧システム |
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噴霧タンク容量 |
定格:15.1 L、フル:16 L |
動作ペイロード
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定格:15.1 kg、フル:16 kg |
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噴霧システム
ノズル |
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ノズルモデル |
XR11001VS (製品付属)
XR110015VS (使用可)
XR11002VS (使用可) |
数量 |
8 |
最大噴霧率 |
XR11001VS:3.6 L/分
XR110015VS: 6 L/分
XR11002VS:4.8 L/分 |
液滴サイズ |
XR11001VS: 130-250 μm
XR110015VS: 170-265 μm
XR11002VS: 190-300 μm
(実際の動作環境や噴霧流量などにより、異なります) |
噴霧幅 |
4~7 m(ノズル×8、作物からの1.5~3 m上の高度で) |
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噴霧システム - 流量計 |
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測定範囲 |
0.25~20 L/分 |
誤差 |
<±2% |
測定可能な液体 |
導電率 > 50 μS/cm(水または水を含む農薬などの液体) |
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高精度レーダーモジュール |
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モデル |
RD2428R |
動作周波数 |
CE(欧州)/(米国):24.00 GHz~24.25 GHz
MIC(日本)/KCC(韓国):24.05 GHz~24.25 GHz |
消費電力 |
18W |
EIRP |
MIC(日本)/ KCC / CE / FCC:< 20 dBm |
高度検知&地形フォロー[3] |
高度検知幅:1~30 m
安定化動作範囲:1.5~15 m
丘陵地モードでの最大傾斜:35° |
障害物回避システム[3] |
高度検知幅:1.5~30 m
FOV:水平方向:360°、垂直方向:±15°
使用条件:相対高度が1.5 m以上、動作速度が7 m/秒以下
安全距離:2.5 m(機体が停止した後のプロペラ先端と障害物の間の距離)
障害物回避方向:全方向障害物検知は水平方向に360°の範囲で動作。 |
IP等級 |
IP67 |
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T20 インテリジェント フライトバッテリー |
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モデル |
AB3-18000mAh-51.8V |
重量 |
約6.4 kg |
放電率 |
9 C |
IP等級 |
IP等級 |
容量 |
18000 mAh |
電圧 |
51.8 V |
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送信機 |
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モデル |
RM500-AG |
OcuSync 2.0 動作周波数[4] |
2.4000-2.4835 GHz
5.725-5.850 GHz |
OcuSync 2.0有効伝送距離
(障害物や電波干渉がない場合) |
SRRC/MIC(日本)/KCC/CE:3 km
NCC/FCC:5 km
(動作高度:2.5 m) |
OcuSync 2.0伝送電力(EIRP) |
2.4 GHz
SRRC/CE/MIC/KCC:18.5 dBm
FCC:25.5 dBm、
5.8 GHz
SRRC/FCC:25.5 dBm |
Wi-Fi プロトコル |
Wi-Fi ダイレクト、ワイヤレス ディスプレイ、
802.11a/g/n/ac、2×2 MIMOでのWi-Fiに対応 |
Wi-Fi 動作周波数範囲[4] |
v2.4000-2.4835 GHz
5.150-5.250 GHz
5.725-5.850 GHz |
Wi-Fi伝送電力(EIRP) |
2.4 GHz
SRRC/CE:18.5 dBm、FCC/MIC(日本)/KCC:20.5 dBm、
5.2 GHz
SRRC/FCC/CE/MIC(日本):14 dBm、KCC:10 dBm、
5.8 GHz
SRRC/FCC:18 dBm、CE/KCC:12 dBm |
Bluetoothプロトコル |
Bluetooth 4.2 |
Bluetooth動作周波数 |
2.4000-2.4835 GHz |
Bluetooth伝送電力(EIRP) |
SRRC/MIC(日本)/FCC/CE/KCC:6.5 dBm |
GNSS |
GPS+GLONASS |
ディスプレイ機器 |
5.5インチ スクリーン1920×1080 ピクセル明るさ:1000 cd/m²Androidシステム |
ランダムアクセスメモリー(RAM) |
4GB LPDDR4 |
ストレージ容量 |
ROM 32GB + microSD
最大容量128GBおよび
UHS-Iスピードクラス3の読み書きスピードのmicroSDカードに対応 |
HDMI |
HDMI 1.4 |
対応する機体 |
Agras T20 |
消費電力 |
18 W |
動作環境温度範囲 |
−10° 〜 40°C |
保管環境温度範囲 |
< 1ヶ月 : −30°C〜60°C
1〜3ヶ月: −30°C〜45°C
3〜6ヶ月: −30°C〜35°C
> 6ヶ月 : −30°C〜25°C
(内蔵バッテリー残量が40 %〜60 %の場合) |
充電環境温度 |
5°C~40°C |
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送信機 − 内蔵バッテリー |
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バッテリータイプ |
18650 Li-ion (5000 mAh @ 7.2 V) |
駆動時間 |
2時間 |
充電時間 |
2.5時間(定格12V/2Aの標準USB電源アダプター使用時) 電源電流/電圧(USB-Aポート) 5 V / 1.5 A |
モデル |
WB37-4920mAh-7.6V |
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送信機
インテリジェント バッテリー |
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充電タイプ |
定格12V/2AのUSB電源急速充電アダプターに対応 |
バッテリータイプ |
2S LiPo |
容量 |
4920 mAh |
電圧 |
7.6 V |
電力 |
37.39 Wh |
充電環境温度 |
5°C~40°C |
モデル |
2時間 |
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送信機
インテリジェント バッテリー充電ハブ |
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モデル |
WCH2 |
入力電圧 |
17.3 ~ 26.2 V |
出力電圧&電流 |
8.7 V、6 A |
動作環境温度 |
5°C~40°C |
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送信機
インテリジェント バッテリー 充電ハブ 電源アダプター |
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モデル |
A14-057N1A |
入力電圧 |
100~240V、50/60 Hz |
出力電圧 |
17.4 V |
定格出力 |
57 W |
注:
1. Galileoは、近日対応予定です。
2. 風速3 m/s以下、海抜0 mで測定。
3. レーダー有効射程距離は、障害物の材質/位置/形状などによって異なります。
4. 現地の法律および規制を順守するために、この周波数は一部の国または地域ではご利用になれません。
FAQ
機体
T20の飛行性能にはどのようなものがありますか?
T20の最大飛行高度は100 mです。飛行高度2.5 mで測定した場合の
最大伝送距離は3 kmです(海抜ゼロ地点で測定)。
最大飛行速度は10 m/s、最大作業速度は7 m/sです。
さらに、T20は、離陸時に重量29.5 kgの場合16分、
重量45.5 kgの場合は8.5分ホバリングできます。
T20は、1時間あたりでどの程度の面積をカバーできますか?
T20は、噴霧幅7 m、速度6.5 m/s、高度2 mという条件で、
1時間あたり最大12ヘクタール(29.65エーカー)をカバーできます。
T20バッテリー1つでは、約1.67ヘクタールをカバーできます。
T20のプロペラはどちらの方向に回転しますか?
下図に示すように、M2/M4/M5プロペラは時計回りに回転します。
M1/M3/M6プロペラは反時計回りに回転します。

T20と、その他従来の6ロータードローンの
プロペラの全体的なレイアウトと回転方向の違いは何ですか?
T20のプロペラの配置と回転方向は、より安定した下方気流を生み出します。
これにより、上向きに流れる霧の影響を減らし、
噴霧幅を拡大して優れた沈降作用を実現します。
1台の送信機で複数のT20の機体を操作できますか?
はい。
T20の機体と送信機のリンク方法を教えてください。
機体の電源を入れ、セルフチェックを実行した後、
電源ボタンを5秒間長押しすると両デバイスがリンクを開始します。
T20には、GPSバージョンとRTKバージョンの2つのバージョンがあるのでしょうか?
T20は、GNSS+RTKデュアル冗長性システムを搭載しています。
個別のバージョンはありません。
T20は、D-RTK 2に対応していますか?
はい。
FPV動画を保存できますか?
いいえ。FPV動画の保存はできません。
T20には組み立て作業が必要ですか?
いいえ。T20には組み立て作業は不要です。アクティベーション後、すぐに使用を開始できます。
T20の機体は折りたためますか?
はい。T20は素早く折りたたむことができ、折りたたみ前と比べ、25%までコンパクトになります。
T20にバッテリーを挿入後、自動で電源がオンになりますか?
いいえ。バッテリーの電源ボタンを長押しし、T20を起動させてください。
離着陸時にT20を操作するための安全な距離はどの程度ですか?
少なくとも、10 mの距離を保つことをお勧めします。
噴霧
T20の噴霧タンクが保持できる最大容量はどの程度ですか?
また、噴霧タンクは素早く交換できますか?
標準の噴霧タンクは、15.1 Lの液体を保持でき、最大容量は16 Lです。噴霧タンクは素早く交換できます。
T20の最大噴霧率はどの程度ですか?
XR11001VSノズルを装備している場合、T20は毎分3.6 Lの速度で噴霧できます。
XR110015ノズルを装備している場合は、毎分6.0 Lの速度で噴霧します。
T20のポンプ圧範囲はどの程度ですか?
1.5~4 kg/cm²です。
T20に搭載されている電磁式流量計の改良点は何ですか?
T20に搭載されている4チャンネルの電磁式流量計は、ポンプのキャリブレーションや気泡の排出を大幅に簡易化しています。
閉ループ制御技術により、パイプ1本の噴霧精度と噴霧量の均一性が大幅に向上しました。
障害物回避
T20で能動的障害物回避機能を使用する場合、手動操作が必要ですか?
いいえ。能動的障害物回避機能を使用する場合、
T20は手動操作なしで自動的に障害物を回避することができます。
T20は、レーダーシステム上、どのようにして障害物点群イメージングを有効にしますか?
障害物点群イメージングは、デジタルビームフォーミング(DBF)技術を通して動作します。
T20が障害物を回避できるように、障害物の幅/指向角/位置をリアルタイムで検知できます。
高精度レーダーは、どの方向に動作しますか?
全方向デジタルレーダーは水平方向に360°動作し障害物を検知します。
T20は上り坂で飛行する際、障害物回避機能に対応していますか?
はい。しかし、複雑な地形の丘陵地を飛行する際は、有効性が下がります。
AI作業プラン
T20では、3D作業プランはどのように機能しますか?
Phantom 4 RTKで正射画像を撮影後、果樹園モードに対応するDJI Terraを使用すると、
フィールドの3Dマッピングを完成させます。作業フィールドが選択されると、
AIシステムは作物や障害物などの様々な属性を自動識別し、自動で3D作業ルートを生成します。
これらのルートがダウンロードされた後、T20は自動で作業を開始します。
DJI Terraが果樹園モードの場合、AI画像認識技術で何を認識できますか?
DJI Terraは、果樹/建物/水面/電柱を識別できます。
T20は、不均等な配置や様々な高さの木の上に噴霧できますか?
はい。DJI Terraは、3DマッピングとAI画像認識で、果樹の位置と高さを認識することができます。
この場合、T20は果樹のみを対象とし、樹上の高さに応じて飛行高度を調整して、作業中樹上の距離を一定に保ちます。
粒剤散布システム
T20 粒剤散布システムの利点は何ですか?
T20粒剤散布システムは、モジュラー設計が施され、素早く交換することが可能です。
よって、清掃やメンテナンスがより簡便化されました。
また、散布効率が向上し、毎分15 kgの水稲種子を散布すること(水稲直播栽培)が可能です。
実際の毎分の散布量は使用する穀物や種の種類によって変化します。
送信機
T20の送信機のバッテリーの駆動時間はどのくらいですか?
T20の内蔵バッテリーの駆動時間は約120分、インテリジェント バッテリーは120分です。
T20の送信機は高精度測位モジュールを搭載していますか?
はい。外付けの高精度測位モジュールは、高精度な情報を取得し、飛行計画をサポートし、
作業効率と飛行安全性を向上させます。
T20の送信機用のファームウェアはどのように更新しますか?
DJI Assistant 2を使用するか、またはdji.comからSDカードファームウェアパッケージをダウンロードして、
ファームウェアを更新することができます。
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